第26回全国女性建築士連絡協議会(全建女)
■B分科会 「エネルギーと暮らし」文/畑佐明美
四季の移ろいを暮らしに取り込み、「ゆらぎ」を味わっていこうと提案される西田教子先生と、暮らしを数値化し、楽しみながら省エネに取り組もうと提案される豊田保之先生のご講義に参加しました。西田先生の「住における五感教育」は、本物に触れる機会を幼少期から体験する大切さを教えて下さいました。このような機会を作り、提供するのも私たちの役割なのだと気づかせてもらいました。豊田先生の数値化は、エコカーのパンフレットのように分かりやすく、誰もが納得できる表現手法だと改めて思いました。今回、お二人がご一緒されたのは偶然とのことでしたが、この組合せで聞かせて頂けたので、テーマが多角的にみられ、より興味を持って参加させて頂きました。ありがとうございました。
■C分科会「歴史的建造物と建物再生」文/浦山真美
奈良県橿原市の今井町伝統的建造物群保存地区内にある町家の改修事例の発表でした。今井町にお住まいの奈良県建築士会の米村氏が「奈良の町家を考える会」の活動と共に≪町家の良さを引き継ぐ取組み≫としてご自宅(文化財建造物)の修理を、住環境、耐震性、省エネ、近隣との関係などを配慮して取り組まれた事例でした。発表後の質疑応答では、古都奈良では寺院が多く築後50年の民家が登録文化財という意識が薄い“奈良ならでは”の悩みや、意見交換会では古民家への「おしかけ見学会」を行っている大阪府の活動など、興味深い話を聞く事ができました。ヘリテージマネージャーの活動に参加していて、他県の活動や改修事例などを知るのに良い機会となりました、今後に活かしていければと思います。
■E分科会「景観まちづくり」文/今岡三香
E分科会は「景観まちづくり」がテーマで、石川県建築士会七尾鹿島支部まちづくり委員会の市川一絵様に「七尾町並みめぐり」の活動報告をしていただきました。自分たちの住んでいる町の特徴を知り、町の魅力を再発見してもらう事を目的として、町の小学校の4年生を対象に、課外授業の一環で登録有形文化財の話や、古地図を再現した資料や古い写真等を活用して歴史背景や現状との違いなどの話を、難しい部分にはクイズを交えたりして分かりやすく説明しながら町並みをめぐるという、子供たちに興味を持ってもらう活動を続けているそうです。子供を対象にするということが今回のメインテーマの「未来へつなぐ居住環境づくり」にも合致しており、大変参考になる報告で、同じ様にまちづくりに取組む建築士の方々とたくさんの意見交換がおこなわれました。
二日目の正午に全建女は閉会となり、その後皆さんとならまちの散策です。
まずはランチとお店に選んだのが「今西家書院」です。
ここは重要文化財で、土・日は1組限定なのですが、
運よく予約が取れたのでお洒落なランチと、食後は建物の見学を楽しみました。
暑い日でしたが広間はよく風が通り抜け、
美しいお庭を眺めながらひととき、食後の休憩となりました。


◆〒630-8381 奈良県奈良市福智院町24−1TEL: 0742-23-2256◆
最古の瓦が残る元興寺、蚊帳ふきんの吉田蚊帳、暑さにバテて食べたかき氷、どれも楽しい思い出となりました。奈良は古いお寺だけでなくお洒落なカフェや雑貨屋さんも多く、女性委員会で「奈良めぐり」もいいですね。また、機会があれば計画してみたいと思います。
四季の移ろいを暮らしに取り込み、「ゆらぎ」を味わっていこうと提案される西田教子先生と、暮らしを数値化し、楽しみながら省エネに取り組もうと提案される豊田保之先生のご講義に参加しました。西田先生の「住における五感教育」は、本物に触れる機会を幼少期から体験する大切さを教えて下さいました。このような機会を作り、提供するのも私たちの役割なのだと気づかせてもらいました。豊田先生の数値化は、エコカーのパンフレットのように分かりやすく、誰もが納得できる表現手法だと改めて思いました。今回、お二人がご一緒されたのは偶然とのことでしたが、この組合せで聞かせて頂けたので、テーマが多角的にみられ、より興味を持って参加させて頂きました。ありがとうございました。
■C分科会「歴史的建造物と建物再生」文/浦山真美
奈良県橿原市の今井町伝統的建造物群保存地区内にある町家の改修事例の発表でした。今井町にお住まいの奈良県建築士会の米村氏が「奈良の町家を考える会」の活動と共に≪町家の良さを引き継ぐ取組み≫としてご自宅(文化財建造物)の修理を、住環境、耐震性、省エネ、近隣との関係などを配慮して取り組まれた事例でした。発表後の質疑応答では、古都奈良では寺院が多く築後50年の民家が登録文化財という意識が薄い“奈良ならでは”の悩みや、意見交換会では古民家への「おしかけ見学会」を行っている大阪府の活動など、興味深い話を聞く事ができました。ヘリテージマネージャーの活動に参加していて、他県の活動や改修事例などを知るのに良い機会となりました、今後に活かしていければと思います。
■E分科会「景観まちづくり」文/今岡三香
E分科会は「景観まちづくり」がテーマで、石川県建築士会七尾鹿島支部まちづくり委員会の市川一絵様に「七尾町並みめぐり」の活動報告をしていただきました。自分たちの住んでいる町の特徴を知り、町の魅力を再発見してもらう事を目的として、町の小学校の4年生を対象に、課外授業の一環で登録有形文化財の話や、古地図を再現した資料や古い写真等を活用して歴史背景や現状との違いなどの話を、難しい部分にはクイズを交えたりして分かりやすく説明しながら町並みをめぐるという、子供たちに興味を持ってもらう活動を続けているそうです。子供を対象にするということが今回のメインテーマの「未来へつなぐ居住環境づくり」にも合致しており、大変参考になる報告で、同じ様にまちづくりに取組む建築士の方々とたくさんの意見交換がおこなわれました。
二日目の正午に全建女は閉会となり、その後皆さんとならまちの散策です。
まずはランチとお店に選んだのが「今西家書院」です。
ここは重要文化財で、土・日は1組限定なのですが、
運よく予約が取れたのでお洒落なランチと、食後は建物の見学を楽しみました。
暑い日でしたが広間はよく風が通り抜け、
美しいお庭を眺めながらひととき、食後の休憩となりました。


◆〒630-8381 奈良県奈良市福智院町24−1TEL: 0742-23-2256◆
最古の瓦が残る元興寺、蚊帳ふきんの吉田蚊帳、暑さにバテて食べたかき氷、どれも楽しい思い出となりました。奈良は古いお寺だけでなくお洒落なカフェや雑貨屋さんも多く、女性委員会で「奈良めぐり」もいいですね。また、機会があれば計画してみたいと思います。